世の中、沢山の情報に溢れています。
そして、ネットにより大分部数に影響が出ているものの、フリーペーパーも含めると今でも本当に多くの雑誌が存在。リクルート時代から雑誌営業に携わってきた私としては、「リニューアル」と聞くと以下の要因を考えてしまいます。
- 刷新することで部数の伸び悩みを解消したい。
- 広告料UPの起爆剤としたい。（好況期）
- 分冊化（ターゲットを分けた本を新刊etc.）
- 営業・制作・編集の体制の不具合（制作会社の変更etc.） …みたいな。笑
なので、リニューアルする既存の雑誌をみると、ついついお医者さんのような気持ちで「何があったんだろう？」と考えたりします。
ところで、リクルートの社内報「かもめ」…これは社内の人に配るものなので、上記に該当するものでもなく単純にデザインをリニューアルしました☆
→以前はモノクロページも混在していたのが、このご時勢にオールカラーに！ 編集内容はほとんど変わってない模様…。参考までにカラフルになった誌面を若干ご紹介します。心なしか、フルカラーを意識した色使いが目立ちます。（余談：他の一般誌もそうですが、最近文字の色を「スミ（黒）100％」にするのは×と捉え、スミでも90％ぐらい、色文字を使うことも多くなりましたね。）
ページノンブルの上の「たいやきのしっぽ」は社員エピソード紹介欄。笑えます。
全国の優秀な社内報ランキングでも常に上位のこの冊子…在職中から大好きでよくアイディアをもらっていました。人が資源のこの会社、こうした社内報からも新しい人脈・情報共有ができたりするのです。常に社内に向けてアンテナをはり、専任が編集をしているならではのクオリティがあります。
仕事のアイディアだけでなく、「社内恋愛の是非」「社内の驚愕した発言特集」など隣の人との会話も弾むような企画も満載。
退職して7年になる私も今でも継続して愛読させて笑わせてもらっています。
